2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

能「定家」と枕草子のかき氷

謡曲「定家」の稽古を終えました。 「定家」は後白河法皇の三女で幼くして賀茂の斎院に選ばれた式子内親王(しょくしないしんのう1149~1201)(後白河天皇の第3皇女)と、当時最高の歌人として有名な藤原定家(ふじわらのていか1162~1241)の死後も続く“…

「ねるねるねるね」創作と「能の女たち」杉本苑子の視点

「趣味は謡曲」で、学生時代から、一時期を除いて続けています。愛好家の多くは「観能」も併せて趣味とされています。 謡曲の楽しさ面白さは、「謡う」ことにあり、ある意味現代のカラオケに通じるところがあるかも知れません。しかし、「観能」となると、謡…