ねるねるねるね開発経緯

正月神事能の面掛式

姫路の南西部の英賀神社(あが)で、1月3日(木)恒例の面掛式が行われた。 各地の正月の神事能が、兵庫県では「お面掛け」「面掛式」として翁舞が行われる。井戸和男師と地元のワキ方江崎師親子地謡で演じられた。 面を付けると神になる。氏子に向かって舞う…

ターゲットは誰?

クラシック音楽に親しみを持って貰おうと企画した、「ろうきんコンサート」と合唱経験者ならほぼ誰しも知っている「蔵王」に接すると「誰をターゲットにしてるのだろう」と感じる。 「ろうきんコンサート」は姫路駅前至便の会場。客席も少なく350席程度。…

地域活動のヒエラルキー

地元高岳神社の氏子総代(各自治会の神社催事担当)になって秋祭りと言う山場を終えました。各自治体の子供会の為応援するという形式をとります。写真は飾り立てた屋台12台がお祓いを受けるために待機の状態です。これから“練りながら”御旅所へ行き、お祓い…

謡曲(能楽部)クラブ活動のサイト運営

「神戸大学謡曲愛好家広場」のサイトです。 大学時代の謡曲クラブ経験者として運営しています。当時会名を「風韻会」と称し、部員は1学年10人前後の規模でした。観世流謡曲と仕舞の稽古に励む、一風変わった学生の活動と言えます。2年から3年にかけての…

めぐってきた地域活動

明日しなければならい所要無し。 日々の稼ぎを主とした日常活動が片隅に追いやられると、「明日のこと」が悩ましくなります。 しなければならないコトが無い1日は、読書、TV視聴、音楽鑑賞をDVDやCDに頼る傾向になります。 謡曲と合唱以外にも趣味を広げ、…

文芸日女道の合評会に出席して

先週、「文芸日女道」の合評会に出席しました。寄稿してないのに出席したのも、“何が何でも次号に寄稿する”気持ちになりたかったからです。 10人が出席し、エッセイごとに、批評が始まりました。いきなり、厳しい批評です。全文の趣旨を批評すると言うより…

文芸日女道600号記念と寄稿について

姫路地域を中心とする同人誌寄稿に当たって、思い悩みます。 商品開発を長年手がけてきましたので、提案書は1年間に50件以上制作してきたことと思います。意が伝わる文章の経験は豊富と言えます。 なぜこの時期に新商品が必要なのか、市場背景が必要です。そ…

3月に2度も新聞掲載。歴史的資料保存の意義は「業」にできるか

今日のイベント開催案内が3月10日に続き紹介された。保存会は資料整理達成が目的ではなく、地域活動推進策のリサーチと考えた方が良さそうです。ここに共感が得られ、仲間を増やし、繊維関連産業興しにつなげたいと思います。本日は、川端康成学会特任理事で…

2年で3つの大型店が姫路で閉店

2017年3月26日姫路西部のイトーヨーカドーが閉店になりました。わずか11年の営業でした。今年2月には110年続いた老舗の百貨店ヤマトヤシキが加古川店を残して閉店しました。この界隈は賑やかで年末には通りを歩くのに苦労したほどだったそうで…

能「定家」と枕草子のかき氷

謡曲「定家」の稽古を終えました。 「定家」は後白河法皇の三女で幼くして賀茂の斎院に選ばれた式子内親王(しょくしないしんのう1149~1201)(後白河天皇の第3皇女)と、当時最高の歌人として有名な藤原定家(ふじわらのていか1162~1241)の死後も続く“…

「ねるねるねるね」創作と「能の女たち」杉本苑子の視点

「趣味は謡曲」で、学生時代から、一時期を除いて続けています。愛好家の多くは「観能」も併せて趣味とされています。 謡曲の楽しさ面白さは、「謡う」ことにあり、ある意味現代のカラオケに通じるところがあるかも知れません。しかし、「観能」となると、謡…

最後通牒(山分け)ゲームとすねる有権者の考え(「科学」12月号2016年より)

時枝正博士は、数学者で人気者と言われています。岩波書店の「科学」Vol86No12(2016年12月号)に標題のゲーム理論を政治の世界に置き換えて説明されています。この理論はマーケティング界でも有効か考えてみたいと思います。 まず、最後通牒ゲーム理論です。…

創作の発案は引用か脚色か独自案か

「琵琶湖周航の歌」の歌い出だしで、最後は「七里ヶ浜の哀歌」(真白き富士の根)で歌い終わっても、気付きにくい話を聞きました。 「琵琶湖周航の歌」は、イギリスの「WATER-LILIES」を「睡蓮」として石川林四郎が1910年訳したものを「ひつじくさ」とし…

日常生活上の食生活(続報)

食品中の発がん物質の食品安全衛生専門家と一般消費者の認識のズレを昨日記しました。 ☆健康に良い日常生活を守れば大丈夫 つまり死亡要因排除、健康なライフスタイル遵守<体重管理、食生活、運動、薬物、メンタルヘルス管理など、留意事項がたくさん挙げら…

情報と認識の共有

内閣府の調査報告資料が朝日新聞に掲載されていました。がんリスクに関する商品安全専門家と一般消費者の認識のズレの内容です。一方で、食品の専門家が臨床データに繋がる知見を元に開発された「トクホ」即ち特定保健用食品には大いに疑問があると、週刊新…

イトーヨーカドー広畑店(姫路)閉店が非常に寂しい

昨日(2017年3月26日)姫路のイトーヨーカドー広畑店が僅か16年の営業を終えました。今までも、百貨店、他スーパーマーケットの閉店や廃業ニュースを見てきましたが、イトーヨーカドー広畑店だけは、気になってしかた有りませんでした。何故なのか、閉店ニュ…

市場分析手法について

9日は中高同窓の3人が京都のビアレストランで会合(兵庫、京都、滋賀在住者)しました。同期生の参加率が他の学年に比し高いのですが、生涯技術系の連中の参加率は低く、30年くらい前から気になっていました。コンプレッサーの開発やオペレーション一筋…

食品のイノベーションと商品開発

年末を迎え、来年の抱負や課題がマスコミでも挙げられています。日経新聞にイノベーションに何が必要か?と題して、入山章栄早稲田大学准教授と清水洋一橋大学准教授の経済教室コラムがあります。 新規で大きな概念のイノベーションなど多くの事例が紹介され…

コカコーラとキリンの提携話は消費者に不利?

コカコーラとキリンビバレッジの提携話が進んでいるようです。人口問題、自販機売上げ低減と低価格化が主たる動機のようですが、新商品が不発も要因のようです。 2日間「ねるねるねるね」にブログで触れてきましたが、今なら、開発する気にならなかったかも…

古文書保存活動を通じて「情報」の確かさの重要性を実感

昨日、Yahooニュースのトップに「ねるねるねるね」のV字回復記事が掲載されていました。 この類の記事には必ず、商品開発時のアイデア発想とか、商品化に結びつけるまでの紆余曲折が曲がって伝えられてきました。何らかの意図が無いとすれば、情報管理がいい…

ねるねるねるね が30年越のロングライフ化に感謝

「ねるねるねるね」の記事が久しぶりに掲載された。Web記事だが、いつも開発プロセスや当時の環境に誤りがあるのが気になります。意図があるのでしょうか? 開発プロセスは当ブログ、2008.2.24、2010.11.4、2012.2.29、2014.5.11~5.13、2014.5.17、2016.1.3…

猫の排尿でFAXが発火したので、猫飼育者に注意書

「猫に小判」ならぬ「猫に排尿」の注意書。FAX用プリンターインクを通販で購入。FAXに飼い猫が繰り返し排尿し、発火に繋がった事件があった様だ。猫を飼ってるユーザーには相談に応じ、無料点検も行う、と。内容にどんな感想を持てば良いのだろうか?…

歯磨きガムの利用シーン

かつて勤務してた会社の社内報。OBOG会はブランド使用制約上「鐘友会」と称す。この社内報はKracie Newsとして、会員には毎月郵送される。 24年前に発案し、翌年発売した「歯磨きガム」が掲載されていた。 熊本の震災に9000個寄贈したそうだ。こんな時に役に…

こどもの日の宣伝のタイミング

こどもの日の新聞1面下段の宣伝はカラフルでこの様に楽しいメッセージが目に飛び込んできます。こどもの日に相応しい内容でもあります。 30数年前なら、こども達にこの宣伝を見せたと思います。ただ、我が家はせっかちなのか、こどもの日のプレゼントは既に…

東京こそ地場産業そのもの(JTBの街興しから連想)

観光は一昔前は神社仏閣、秘境の見物や温泉やリゾート地などだ楽しむことや、遊園地はディズニーランドやUSJに変革し、人々を惹きつけてきました。キッザニアなどの体験・参加型も開発されました。観光業に造詣が深くないのですが、「産業観光」と「街を売る…

高齢者の教養講座の講師と受講者、それぞれの期待値

市民教養講座の歴史講座を始めて受講します。今までも近くの生涯学習コースなどでカリキュラムを検討したことがありますが、概ね文学、歴史、稽古事、手芸などと、実益的な園芸、健康作りなどです。(下に続く) この中に、理科系科目はまず、ありません。更…

古典芸能と合唱界の顧客

大阪城近くのTWIN21のアトリウム(広場というかホール)で、コーラスめっせが開催され、我が姫路市民合唱団も参加しました。土日の二日間で、43団体でした。フィリピンからも参加が有り、合唱際としては盛り上がったと感じました。「春の電車」(詩:新…

セブン&アイHD鈴木会長の辞任

セブン&アイHDの鈴木会長の突然の辞任は、バトル劇こそ回避されたモノの、ドタバタ印象は免れないですね。 鈴木会長が創業家の期待以上に活躍され、流通業界でも確たる評価が得られる実績であったことも確かでしょう。目的を見極める発想力、そのための目標…

地財とする加古川市のかこっとん産業観光

3月24日(木)加古川市が産業観光で地域活性化に「こっとん」に焦点を当てるイベントに誘われ夫婦で参加しました。旧稲岡工業古文書保存活動の縁です。 この地では元禄時代から木綿の栽培が行われ、姫路藩の財政を潤わしたそうです。旧稲岡工業も、その縁で…

老後破産と生涯学習

先週、クリニックで「老後破産」の書籍を借りました。そこの医師や患者からの寄贈本が貸し出しされます。突然の生活破綻が両親の介護、失業、病気によって訪れる事例や、都会や田舎で一人暮らしの老人の貧困生活など、淡々と綴られている。NHK取材の力量が伝…