歯磨きガムの利用シーン

かつて勤務してた会社の社内報。OBOG会はブランド使用制約上「鐘友会」と称す。この社内報はKracie Newsとして、会員には毎月郵送される。
 
 24年前に発案し、翌年発売した「歯磨きガム」が掲載されていた。
熊本の震災に9000個寄贈したそうだ。こんな時に役に立つことと思う。

【発案のきっかけ

母が危篤状態で深夜の付き添い。翌朝歯磨きもままならず、広島支店の案内で、得意先へ来春の商品案内へ。この時、某社の「ノ◯◯イム」を歯磨きの代用とした。いつもは、「歯磨きガムなのでまずくても仕方ないな」と、思ってたが、この時は「中途半端に美味しかった」「実際に歯磨き代用として開発してないのでは?」と。早速、女性の担当者と開発着手。最初の試作品は、某社品によく似ている。この時、担当者は「練り歯磨きをそのままガムベースにしたらどうか」と、画期的アイデアを提案。品質目標が明確になり、無事上市できた。ネーミング案は宣伝しないので表現表示上問題が無いか調査し「歯磨きガム」とした。

23年のロングランで感慨深い。
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