「なるなるみになる」の発想シーンを話す

なるなるみになる


 2月上旬、山梨県甲府市を訪問しました。地元の食品の商品開発のアドバイスを求められました。

 指名された理由は、「『なるなるみになる』が大好きで、どんなときに発想できたのか聞きたい」とのことでした。

「ムクムクソーダ」「ねるねるねるね」を思いついたシーンはこの人たちに、15年以上前に話したことがあります。

ーーー我が家でブドウを食べているとき、最後の一房を、私が全部食べてしまいました。その時、お余りを期待していた次女が、べそをかき始めました。

「ああ、食べてしまったブドウの粒を数粒でも良いから元に戻せたらなあ」と、一粒も突いてない房を見ながら、思いました。ーーー

 ここからは、研究所とパッケージ会社のプラスチック加工屋さんのお陰で商品化に至りました。

 甲府では、商品開発のアドバイスの前に、私に「発案、発想」の思い出話を徹底的に聞かれました。

 彼らは商品開発で、自らの発想を重視したいようです。

 加工方法、マーケティング上のアドバイスを続けたいと思います。