2015-01-01から1年間の記事一覧

機能性表示から半年後の市場評価

機能性表示が食品一般に認められて半年。本日の日経流新聞に成果・評価が掲載された。 ヨーグルトなど、もともとその食品に健康イメージが定着されているもの。次に、市場が大きく、換言すれば飲食頻度が高い清涼飲料が好評のようだ。又、頻度が高いものの、…

機能性表示食品登場、ヒアルロン酸

機能性表示食品登場 規制緩和の一環に米国の事例を参考に、確たるデータがあれば、 制限内の語句使用で効果効能をうたえる。 第1号がこの商品らしい。 ヒアルロン酸に保湿性があることは夙(つと)に知られているが、 服用して効果があるのか? 39人で臨床…

師父の遺産、武智鉄二と松井今朝子

著者、松井今朝子の生い立ち、考え方、体験を武智鉄二との出会いから死によって失うまでを遺言と形は小説でもありエッセイでもある。 第137回直木賞(平成19年/2007年上期)『吉原手引草』受賞者として、名前は聞き覚えがあったが、著作に触れたことが無かっ…

未来の乗り物?

未来の乗り物? 日本の普及が進まないのは、規制のせいだ、との記事。 ドローンも同じ様な境遇が待ち受けているかも知れない。 その前は、風車や太陽電池など再生可能エネルギーも業界などの思惑も影響してるだろう。。 原発推進の政治的な意味合いもあるが…

杉浦豊彦師の「鳴滝能」鑑賞

春の鳴滝能。 師匠の杉浦豊彦師の「花月」鑑賞。 解説から、能装束の着付け実演。終演後は各能楽師の挨拶。 “曲舞”を楽しむのが「花月」選択の理由と説明があった。 能舞台の階下の正面最前列に陣取り、胡座を許して貰った。 信長、秀吉は曲舞を強調した幸若…

姫路城改修記念行事は大成功か

姫路城改修記念行事のメインイベントの3Dプロジェクションマッピングを見るため妻と出かける。 姫路城3Dプロジェクションマッピングの最終日。初日、二日目が雨模様だったのと、評判が評判を呼び、大観衆。5時半から並び、6時半に三の丸広場に入場。あま…

能「正尊」にみる頼朝と義経の血縁

◇観世流能楽「羽衣」 片山九郎右衛門/江崎正左衛門 ◇大蔵流狂言「濯ぎ川」 茂山千五郎 ◇観世流能楽「正尊」 上田貴弘/江崎欽次朗 姫路城改修記念行事に例年の薪能を絡めたイベント。 例年より早めに行ったがどういう手続きか知らないが、前席は大半予約席…

個々の要望に応えられるマーケティング

知人の手土産に珍しいビールを思い立った。 姫路の街で入手するには、情報が必要だ。良く通る大通り沿いに「珍しいビール」を看板に掲げている酒屋を思い出した。 ベルギービールが大半だが、珍しいビールが30種ほど販売されている。 姫路では、これだけの品…

1日合唱の練習は絶好の行楽日和だった

姫路市民合唱団の臨時強化練習。 67人の部員の内46人出席。 選挙を終えて参加。 森ミドリ作曲、安野光雄作詞の「津和野」 松下耕作曲、谷川俊太郎作詞の「すこやかに おだやかに しなやかに」 各4曲を中心に、5時間練習。 1月から始めてるが、やっと…

姫路城イベントのダンスの若者のセンスの発展

姫路城の「千姫ぼたん祭り」。 春光を浴びて、白鷺城が映える。 本当に真っ白だ。 西の丸公園では「千姫ぼたん祭り」。 子供から若者までのダンスイベントも併せて開催。 一生懸命振り付けや衣装を工夫し、踊る姿は微笑ましくも 感動モノだ。 幼児の頃からダ…

マツダ車、高い技術集積市場におけるニッチな戦略

今週月曜日の日経MJの1面にマツダが大きく取り上げられた。2%のユーザーを直視した、商品開発、販売戦略、独自技術の展開が成功しつつある、と。 スポーティーなデザイン、ハイブリッドに頼らないスカイアクティブの燃費効率、開発陣との直接交流の機会…

杉浦能公演 春 故杉浦元三郎を偲ぶ会 を観て

4月5日京都観世会館で「朝長」「賀茂」狂言「地蔵舞」他を鑑賞した。 ~故杉浦元三郎を偲ぶ会~ としての公演である。 ご子息の杉浦豊彦師に稽古を付けて頂いている。 師の「朝長」のシテで面を通しても美声、滑舌の良さは相変わらずで、姿勢所作の美しさ…

京都観世会館3月例会を見て

平安神宮近傍の京都観世会館3月例会。 能楽は「自然居士」「草子洗小町」「雷電」、狂言は「薩摩守」。 三つの能楽はストーリー性が明快で楽しめる。 自然居士は日本にしては珍しいヒューマニズムが主題。人買いに売られた少女を自然居士(身分不詳の説法僧…

スパーマーケット1位イオンの課題

日経MJ1面にイオンの魅力分析記事。 姫路には「マルアイ」「ヤマダストア」のキャラが立った店の存在感が 大きい。 外部から来た、「ラムー」「トライアル」と言う廉価訴求店、 安くて便利な略称モール「ウォルマートのLIVIN] ドラッグの「コスムス」までは…

産業と企業の国内ポジションと盛衰の象徴

←昭和6年 明治38年→ 加古川の古文書保存活動は時に興味深い資料にぶち当たる。 写真は大阪北浜社発行の明治38年から昭和6年までの市況チャート。 日銀金利、株価指数などと並んで「鐘紡」が企業指標として取り上げられている。 即ち、「先物取引相場」…

池坊華道展「花びらに乗って未来へ」

友人が、出展したので、初めて華道展なるものを鑑賞に行く。 生け花は、視覚的にも美しいし、3Dのバランスも嗜好性を超えて 理解できる気がする。 この日は、全100点くらいの中で、友人と同じサンシュユ(山茱萸)を素材にした人は5人。その中で、どれが“…

定家と内親王の愛欲地獄

姫路文学館内「望景邸」和室で、鷺諷会(謡曲を楽しむ会)の月例謡会開催。 「定家」と「田村」を謡う。定家葛をご存じだろうか。 一度繁殖すると絡みつく力が強い。 宗家の観世清河寿師はこれを愛欲地獄から抜け出せない女性の葛藤と解く。 後白河法皇の三…

姫路城世界遺産マラソン2015

姫路城世界遺産マラソン2015を間近で見物。 夢前川両岸のサイクリングロードが絶好の見物位置。 妻と義母と30~35km地点で待つ。 一般参加のコスプレランナーの5番手を捉えることが出来た。 応援に手を振って「ありがとう!」と答えるランナー。 …

能楽普及に古典芸能保存とマーケティング

赤穂市文化会館で21日(土)「国立能楽堂による 初心者・親子のための講座 」が開催されます。 先だって、20日(金)夕食懇親会に出席しました。 場所は赤穂市坂越の民家。元料理長さんの手の込んだ手料理がふるまわれました。 出席者はシテ方)寺澤 幸祐師…

報じられる時流と商機にするスピード感

(つかむインバウンド消費) 春節幕開け、商機は一年中―福袋いつでも企画、タイの正月も照準 日経MJ20150204(流通新聞) ラオックスや高島屋の新宿店の施策が掲載されている。 高島屋では「福袋は日本の風物詩。 雰囲気もひとまとめにして売れるキラーコン…

バラエティ価値と効率化

店内は3ヵ月劇場。日経MJの1面見出し。 老舗アパレルのジュンが昨年4月にオープンした路面店 「the POOL aoyama(ザ・プール青山)」の 3ヶ月毎の店内変身が報じられている。 2014年4月は「ホワイト」がテーマ。 7月から「フラワー」…

美味しい食塩の根拠

友人が、「美味しい塩」を推奨されて、パンを作ったところ、美味しかった。 何故、美味しいのか、本当に美味しいのか、理由を調べて欲しい、 と要望された。 赤穂あらなみ塩、命の塩 ぬちマース、ひんぎゃの塩、伯方の塩など、 135種の品質調査報告書があ…

手作りお菓子を科学の目で見る

「青少年のための科学の祭典」に今年も出展すべきか? 昨年は子供の手作り菓子に見られるひとつひとつの反応を 実験の形で体験して貰った。 発泡の正体は二酸化炭素。 ・サイダーやコーラの発泡は直ぐに消える。 ・ビールの泡はなかなか消えない。 何故か? …

新春の恒例経営者見通し(日経MJ)

経営者100人の「YES」「NO」アンケートでは 15年度の自社の連結売上高と利益は「増える」と答えた 経営者がそれぞれ約8割。 自社の業績見通しを増収81・7%、増益79・8%とみる。 97・1%が「外国人観光客の消費が拡大する」としており。 民間設…