個々の要望に応えられるマーケティング

知人の手土産に珍しいビールを思い立った。
姫路の街で入手するには、情報が必要だ。良く通る大通り沿いに「珍しいビール」を看板に掲げている酒屋を思い出した。
ベルギービールが大半だが、珍しいビールが30種ほど販売されている。
姫路では、これだけの品揃えは無いと、店主の自慢を聞かせて貰った。

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今日の日経MJクラウドファンディングの記事。出資者がマーケティング情報提供者になるので、販促策と併せて、一石二鳥になる。スマホで鍵の開発事例が記載されていたが、出資者から次々アイデア=要望が出る。
出資者に先行販売もできる。
資金集め→ニーズ把握→テスト販売
の流れが短時間に実行できる。

本来個々の要望に応えるのが、小売店だが、大手小売店はMDの力量とサラリーマン的責任感から冒険ができなくなった。結果、利便性のみ追求する機能性追求のスタイルで個々の要望をかわしている。

やれ、老人向け、オムニチャネルと言えば、安心みたいだ。

利便性で確かに成功してきた。
顧客は多様性をとっくにWebで見出してるのかも知れない。