バラエティ価値と効率化

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店内は3ヵ月劇場
日経MJの1面見出し。
老舗アパレルのジュンが昨年4月にオープンした路面店
「the POOL aoyama(ザ・プール青山)」の
3ヶ月毎の店内変身が報じられている。
2014年4月は「ホワイト」がテーマ。
7月から「フラワー」で本物の花と一緒に色鮮やかな花柄のバッグやブルゾンを販売し、50~60代の女性も多数訪れる華やかな雰囲気の店だった様だ。
昨秋から「オリーブ」で緑が生い茂る店内では深緑のジャケットなどを販売し、20~30代の男女でにぎわった。
とテーマを変える。

本日日本経済新聞社説にも、食ビジネスは「脱・画一化」へ(社説)
記事である。


大手スーパーの商品画一化にもガッカリさせられる。
中程度の市場商品では概ね1位商品の次はPB商品だ。
こんな陳列で、利便性、安全性などで信頼性が得られているが、
買い物が楽しくない。

姫路のスーパーMIでは、或分野1位メーカー商品が無い。
必需品でそのメーカーしか無ければ買い物客も困るが、
そんな独占商品は余程小さな市場で、
他社が真似する気が無いモノ程度だ。
1店舗の面積当たりの集客数はこの地域でトップでは無かろうか。
2~10位メーカー商品も特売品として並ぶ。
見かけなくなった、かつてメジャーの商品が並ぶ。
顧客毎の嗜好性満足度も高い。

日経MJの金曜日版に、今週のPOSランキングが出る。
ここでも、大半が定番商品の焼き直しが常連で
「これが新商品だろうか?」と思うことしばしば。

楽しさ、バラエティ価値をもう少し研究すべきだろう。