#読書

師父の遺産、武智鉄二と松井今朝子

著者、松井今朝子の生い立ち、考え方、体験を武智鉄二との出会いから死によって失うまでを遺言と形は小説でもありエッセイでもある。 第137回直木賞(平成19年/2007年上期)『吉原手引草』受賞者として、名前は聞き覚えがあったが、著作に触れたことが無かっ…

各地の公立図書館の充実性に差はあるか

姫路市立図書館。 市内に15館ある。 本館の位置付けは、姫路城北側に「城内」図書館だ。 文献的史料も多少ある。 妻と一緒によく行くが、無料駐車時間が30分しかなく 落ち着いて本が選べない。 駐車場と図書館内までの往復時間が7~8分掛かるので 余裕がな…

芥川賞受賞 新しい切り口の女性作家

古本屋の文芸コーナー。 「蹴りたい背中」綿矢りさ 「蛇にピアス」金原ひとみ が並んでいた。 文藝春秋で読んだ記憶があるが、殆ど覚えてない。 横に、柳美里の「水辺のゆりかご」が並んでいる。 柳美里の芥川賞受賞作品は「家族シネマ」。 残念ながら、出回…