食品のイノベーションと商品開発

末を迎え、来年の抱負や課題がマスコミでも挙げられています。日経新聞イノベーションに何が必要か?と題して、入山章栄早稲田大学准教授と清水洋一橋大学准教授の経済教室コラムがあります。
新規で大きな概念のイノベーションなど多くの事例が紹介されています。
食品の歴史では、包装材料の発展が、大きく寄与しています。レトルトカレーの包装材料、酸素を殆ど通さないポテトチップスの包材などが思い付くまま挙げられますが、これはイノベーション定義に合致しないかも知れません。むしろ、醗酵飲食料品、小麦や米などの植物を農産物とした概念など、古代に既に誕生したものなのかも知れません。いきなり、定義で混乱しています。折々考えていきたいと思います。