印鑑証明書発行手数料は高いのか、自治体収入の0.05%程度だが

印鑑登録証明書の発行手数料は、姫路市で250円。
以前居住の甲斐市は300円。
名古屋市300円、
岡山市300円、
清瀬市300円、
練馬区300円(自動交付機の場合200円)

マクドナルドの朝食セットは飲み物付きで250円。
松屋牛めしはキャンペーン期間中240円(通常280円)。

何故、手数料を徴収するのか?
地方自治法第227条】
手数料とは、特定の者のために行う役務の提供に対して、
その事務に要する費用又は報酬として徴収する金銭のことである。

確かに、印鑑証明書発行手数料に関する役人の役務対価は
受益者負担の原則として必要だろう。

但し、この手数料が、1,000円でも、10,000円でも必要な人には
涙を飲むしかない。
つまり、安価になったと言って、発行数が単純に増えることはないだろう。

10,000円なら、賃貸契約更新手続き位で、印鑑証明書を求めなくなるかも知れない。
最初の契約時に手渡しているのだから、本来誓約の署名程度で良いはずだ。

姫路市は幸い、手数料がやや安い。
(但し、姫路市国民健康保険料は高い。)
適正価格として、マクドナルドの朝食セットと同じではないだろう。

自治体収入源として、手数料比率はいかほどのものだろう。

証明書発行業務の手数料収入の推移(横浜市)として
平成16年の16億円から
平成21年の14億円程度と、漸減現象だそうだ。
横浜市 人口 370万人。
姫路市 人口  54万人。

人口比率とすれば、姫路市の手数料収入は、2億円。
予算は、3,693億円。
手数料収入比率は 0.05%レベルである。

どう評価して良いのか不明。