訪問者5000人 原発の本質 能 天鼓

訪問者5000人。
丁度5000人を捉えることができた。
189回のアップで達成。
訪問者に感謝の気持ちが湧いて出る。

恒例の謡曲練習会を経て懇親会。

原発論争が最後に出た。
反対派は、「最初からうさんくさい策略に疑問だった。」
私のように3月11日で推進派からコロッと態度を変えたのは少数派。

「私は昔から一貫してこうだった」と言う見栄か、本音か。
しかし、一番の疑問は、今回の結果が予測できたのか?と思う。

もしも、チェルノブイリより遙かに小さな惨事であれば
何が問題なのか?問いつめたいところだ。

確かに、当初、スリーマイル島とは違う
チェルノブイリ比較はとんでもない。
の風潮。

実際は、それ以上の可能性大。

私の反対理由は簡単だ。
一端事故が発生すれば、制御不能である。

通常は確率問題だが、この問題はアレルギー物質混入に似ている。
一般の、重金属や、好ましくない物質は食品に微量であれば含まれていても
本当に問題にならない。

しかし、アレルギー物質混入の場合、
超微量でも問題発生が考えられる。

製造ライン、配合にアレルギー物質は
アレルギー患者にとっては、ほぼ0でなくてはならない。

原発は事故を起こしてはならい。
確率の問題で説明できない。

アレルギー物質と似ている。

謡曲の練習演目は「天鼓」。
世にも美しい鼓打ちの息子が、鼓を皇帝から所望され
断ると、鼓を取られた上、湖水に沈められた。

皇帝は幾ら頑張っても、この鼓を鳴らすことができない。
皇帝に息子の命を奪われ、鼓をも取られた父親に
鼓を鳴らすよう命令が下る。

何とも理不尽だが、断るわけにも行かず
父親は、息子の形見である鼓を打つことにする。

そこへ、息子の霊が表れ
世にも美しい響きを遺して天に昇っていくのである。

中国の故事に習ったと言うが
推測できる故事は見あたらないそうだ。

能のストーリーとしては奥深いものがある。