姫路にはお夏清十郎の比翼塚がある

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姫路には井原西鶴の「好色5人女」の「お夏清十郎」の物語がある。
播州更屋敷の「お菊の井戸」お菊を祭った「お菊神社もある」伝統の町なのだ。
ここ姫路市姫路市野里慶雲寺前町の慶雲寺にはお夏と清十郎の比翼塚がある。
「比翼」とは「比翼の鳥」の略とされる。

大辞泉によれば、
雌雄それぞれが目と翼を一つずつもち、2羽が常に一体となって飛ぶという、
中国の空想上の鳥。夫婦の仲のよいことにたとえられる。
極楽鳥(ごくらくちょう)の別名。”

成就できなかった二人を哀れみ比翼塚とした様だ。
刑死の墓が禁じられていた当時、
「せめてあの世で・・」と、だれとなく2つの石を置いて祭ったのが初め
と言われている。

お夏清十郎の物語は、この案内板に概要が記されている。
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比翼塚の右側には記念撮影用の板絵がある。
何となくそぐわない感じでもある。

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慶雲寺は、立派な鐘楼を備えた歴史ある寺だ。
寺を出て野里の通りに戻ると、清十郎饅頭の看板が見える。
お彼岸なので、おはぎと「清十郎最中」を記念に購入。
ちなみに秋の「おはぎ」、春は「ぼたもち」、夏は「夜船」、冬は「北窓」
と言うのだそうだ。

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妻と夕食後食す。
大きさ、甘さ、米、小豆バランス良く、美味しかった。