柿の風情

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柿は秋の風情で、春の桜に劣らない。
未だ葉が落ちてないが
庭の外れ、雑木林、山裾に
並木ではなく
1本で、実だけで立ちすくす。

木枯らしに吹かれ
秋雨に濡れ
晴れた夕暮れには夕日を浴び
たたずむ。

軒先の干し柿
炬燵のミカンの団らんと異なり、
年の瀬には1年を一人振り返る時、密かな甘い思い出を作る。