赤穂文化会館設立20周年記念で
来年6月にレクイエムを歌うことになった。
高校時代男子高校の4部合唱のクラブで一応活動した。
それ以来の突然の楽譜だ。
男子校でグリークラブは少なく
中国地方ではコンクールで優勝はしなかったが
予選はなかったような気がする。
大学時代にも続けようかと思ったが
思いもよらぬ謡曲に転じたので、疎遠になっていた。
姫路から赤穂まで電車で行き、
ホールに馳せ参じる。
19時から結団式と、初練習。
結団式では熟年女性が、しかもしっかりした感じの人が大半。
挨拶の後直ぐ、パートに分かれての練習。
皆プロい。
一人恥ずかしかった。
楽譜を見れば、歌詞が読めず、
歌詞を見れば、どこを歌ってるのか分からなくなる。
なにせラテン語がそのままなのだ。
フォーレのレクイエムは
モーツァルトやヴェルディと違って「怒りの日」の章がない。
その分、全体に穏やかで慈愛に満ちた曲調でもある。
果たしてこんな名曲を歌えるようになるのだろうか。
大学時代のクラブの女性の誘いに乗ったのが間違いか、良い思い出になるか。
勿論後者だろう。
期待を込めて。