足利事件 佐藤弁護士講演会

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足利事件で無罪判決に持ち込んだ佐藤弁護士の講演会。
修道高校の同級生。
近畿支部同窓会での催しだ。

足利事件は、DNA鑑定の信憑性、
自白の二転三転。
1979年 万弥ちゃん事件
1984年 有美ちゃん事件
1990年 真美ちゃん事件(足利事件
3件の犯人扱いされた菅谷さんは、結局真美ちゃん事件の犯人扱いだけになった。

当時、佐藤弁護士が同級生ということでなく、職場で話題になった。
つまり、同じ会社の研究所の同僚は、DNA鑑定の信憑性は低い、との見解を当時。
ほぼ同一犯である疑いの3件の内、1件だけはおかしい。
○性癖にまつわる事件は連続する。

つまり菅谷さんは犯人ではないだろう、と。

その後、佐藤弁護士の努力に応えるように
日本放送の「特番」が追い風。

最終的に、菅谷さんの髪の毛のDNA鑑定で、
完全に誤認であることが明らかになった。

佐藤弁護士の講演会は事実の時系列を纏めたもので迫力満点。
福井県の限りなくえん罪に近い、前川さんの女子中学生殺人事件の
担当弁護士でもある。)

又、足利事件は、真犯人が見つかっているのに、
野に放たれている、不思議がある。
DNA鑑定ではその人物は天文学的確率(誤差1兆分の1以下)で
犯人らしい。
当局は新たにえん罪を産むことになる、との良いわけを小声で放ってるらしい。

これも、文藝春秋の独走なので、盛り上がりに欠ける。

村木局長事件で無罪請負人として一躍有名になった弘中弁護士も、
高校の3年上の同窓だ。
地方の私立高校の存在感が示される。