千夜一夜物語と世界の小説大百科

1000ページ弱の「世界の小説大百科」をこの正月読破できるか?
読破してもダイジェストなので小説を読んだことにはならない。
「死、物語、1001という数字には古くから意味がある。
千夜一夜物語』のシェヘラザードは生きるために
創作物語を王に聞かせ続ける。
1001は無限、壮大感があるが有限である。
そして一夜一夜の物語が自らの命を守る」と、
著者のピーター・ボクスオールは人生になぞらえて、編集したようだ。

50年来の友人が2年前、癌で余命700日を告げられつい先日亡くなった。
彼の人生は23,850日だった。

ピーター・ボクスオールが1001の意味を問うたが
推し量れるモノでも無いことが分かる。

小説を一つづつ読みながら、考えられるのかも知れない。イメージ 1