ダンスと稽古事と能楽市場推計

イメージ 1ダンス市場が伸びているそうです。2012年に中学校で必修科目になったことも背景にも。
 ダンス教室に通う高校生に昨年出会いました。「青少年のための科学の祭典」出展時に手伝ってくれた一人がそうでした。
 NSNでの投稿も多く、コンテスト、教室、衣料品など表現力がビジネスチャンスになってると言えます。
 一方、60~65才で稽古事の出費を抑える意向が30%強と世代によって厳しい調査報告があります。但し、ここで言う稽古事にダンスは入らないでしょう。
 謡曲の稽古人口は、昭和39年の150万人をピークに、今や11万人レベルと推計(小生独自の調査)しています。市場的に考えますと、演能回数が観世流だけで年会1200回程度で、観客が平均300人で、5000円支払ったとしますと、18億円です。他流を含めて、1.5倍であれば、27億円となります。又、稽古料は、一人年間15万円で、165億円です。能楽師が1200人ですので、一人当たり、1600万円の粗収入となります。経費を差し引いていくらくらいでしょう。