恒例の
謡い練習会。
「紅葉狩」
戸隠山に
鎮守府の
平維茂が、
紅葉狩に
出かけた。
そこに世にも美しい美女達の宴
真っ盛り。
誘われるままに
断り切れず
酒宴に参加。
酔い潰される。
美女達は鬼女だったのだ。
武内の神は御剣を平維茂に託す。
この剣で、夢から覚めた平維茂は無事、鬼女を退治する。
この鬼女「呉葉」は、会津生まれ。都に出て「紅葉」と改名。
源経基に愛されたが、正妻を追い落とそうと企て、戸隠山に流される。
しばらくは、都の文化や医術を、里の人に指導。
貴女と呼ばれたのに、源経基の子供を産み、再び野心が芽生えた。
都へ上る資金稼ぎ。
鬼女となった。