稽古事の目的と目標

学時代から謡曲を趣味としています。この関係で能舞台にも年間10回前後は赴き鑑賞しています。
イメージ 1鑑賞は、嗜好性なので目的も不要かも知れません。

しかし、謡曲は謡うと仲間内での技量差が歴然と出る場合もあります。
しかし、スポーツやゲームと違い、周囲のひととの比較はそれ程問題ではありません。

でも仲間内で、優劣を重要視する人が居れば、煩わしくなります。
こちらも、決して「下手で良い」ではなく「上手になりたい」と思ってはいますが・・・。
ただ、プロになるわけでなく、コンクールがあるわけでもありません。

もう一つの趣味に「合唱」があります。姫路で有名な市民合唱団です。定期演奏会、夏のコンサート発表で技量向上に努めています。何となく目標は理解できます。目的は合唱団員一人一人で違うのでしょうか?

謡曲は発表機会がありません。
従って、目標すら曖昧になります。取り組む動機は、腹の底から声を出す爽快感です。それだけで良いのですが。