悪質な廃棄食品横流し

番屋の廃棄カツ横流し事件は、一過性ではなく継続的な流通が一部ですが形成されていたことに、呆れたり、そんな物か?と、あきらめの境地になってきます。横流し元のイメージ 1ダイコーは廃棄処分量を受け取っていますので、原料を安く買い入れたどころか、売買利益と併せて、2重取りです。
 商品開発
の専門家として生きてきた身になって考えますと、商品魅力度アップ策の1つの“価格”は、通常据え置き、ワクワクして貰えるような魅力開発に精進します。昨今、日経流通新聞などで、「チョイ高」とか「付加価値商材」「こだわり詳細」を意図的に取り上げてるようですが、なかなか“価格”に勝て留美力開発は実現できません。
 激安の裏がこの様なことであれば、今まで合理性で、コストダウンを図ってきた事業家、まで、陥れることになります。合理的廉価も“価値”なのですから。

以前、北海道のミートホープが牛肉偽装していました。逮捕時、社長は、「業界人同志の取引だから、変なことをしてるのは知ってたはずだ」と。うそぶきました。今回もそうかも知れません。
 最終利用者である消費者は、“信用”しか寄る辺がありません。