姫路市立美術館の「酒井抱一」展に
学生時代の友人と鑑賞。
お互い、この様な文化芸術に
関心が高いとは
思ってなかったようだ。
実際に掲額して眺めるより
インテリアデザイン画としての
実用性を感じる。
ふすま絵
屏風
画集
勿論、掛け軸には最適だ。
酒井抱一は姫路藩主
酒井忠仰の次男(第四子)として生まれた。
パトロン不要の環境でこれだけの画風を創造したことは
珍しい例だろう。
やはり、パトロンの審美眼、挑発に応えて
自らの画風が開発されることが多いが
彼は、独自で風流人にとどまることなく、プロの画家になったように思う。
久しぶりに、技術系同志の議論が出来、展覧会にも趣き、有意義な1日だった。
大学時代、当時の学生運動家の「受益者負担反対」の論旨が分からない、と。
彼と徹夜で議論したことを思い出す。
今でも当時の学生運動家がこの説を唱えたことが分からない。
技術系はしつこいのだ。