愛Bリーグの渡辺氏 実践マーケティング手法を構築

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B級ご当地グルメ地域ブランド確立の立役者、渡辺英彦氏の講演会。
友人が主催する勉強会での講演風景だ。
15人が参加。
7~8年前、名古屋で「讃岐うどんに続け!」と
きしめん」の活性化を試みようとしたが
大半の条件が揃わず頓挫したことが思いだされる。
元祖ご当地グルメ讃岐うどんの立役者田尾氏にも話を聞きに行った。

渡辺氏は、マーケティングセンスが抜群なことと
ご自身の才能を生かす術の使い方も抜群である。
富士宮焼きそばは、本当にB級だと当時思った。
マーケティングの基礎概念4Pの内、
商品、価格、売り場は有りもので、

4番目の
(A)プロモーションの内、告知法に注力されたことが抜群のセンス。
(B)更に、告知法に言葉を駆使し、マスコミ呼び込みに成功した省金法だ。

氏の経歴が物語るのはICUの語学科卒なのだ。
その学科を選択したのも、氏の自覚だ。
足が速い人が陸上選手を目指すのと同じだ。
この富士宮焼きそばの運動に「匿名性」を感じなかった。
誰かの「個性」を強烈に感じた。
氏の町おこしを真似できるセンスの人は「麺許皆伝」になるようだが
そうでないセンスの持ち主は
(A)(B)を自分のセンスで生かすことだ。
例えば、氏も認める「百年の孤独」と言う焼酎だ。
もの作り派の成功者はこちら側だろう。
でもパワー、破壊力で渡辺氏が勝るような気がする。


最後に氏は5番目のPであるPersonの重要性も。
しかし、町興しにいきなり、Personを出すと、引き継ぎたい地域も尻込みする。
遠慮されたのだろう。