夢もAIに相談すべきか「農業高校の挑む夢」天声人語から


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3月13日の天声人語は「農業高校の挑む夢」について記されています。これを読むと、ますます、農業から遠ざかるのではないでしょうか。抜粋しますと
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農業高校が舞台の漫画「銀の匙(さじ)」からです。
「農家を継ぐべきか迷ったり、一念発起して大学受験に挑んだり。農業高校生の悩みがよく描かれています」
▼農業教育に携わって30余年、「農業高校生が自信を持てる世の中にしないと日本はいまに行き詰まる」と話す。米価の下落やTPP(環太平洋経済連携協定)の進展で、親や教師の顔につい不安の色が浮かぶ
▼将来に希望が持てず、農業高校生がこぞって都市へ出れば、日本中の農業地帯が衰退する。卒業後も輝ける場を地元につくることこそ農業高校の使命ではないかと考えた
▼漫画では、主人公の高校生が校長や級友に応援され、ピザを売る会社を立ち上げる。佐藤さんも校長時代、自治体や鉄道会社と提携し、風土にあった特産品を開拓する組織を立ち上げた。最初に力を注いだのは果肉の赤いリンゴ「栄紅」。在校生たちも模擬販売に加わった
▼退職すると請われて農業を支える会社の社長に。いまは教え子とともに南米ペルー原産の野菜に取り組む。収穫できたら若い世代にまず披露したい。農の夢に挑む醍醐味(だいごみ)をしっかり伝えたいと願っている。
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農業選択、或いは、農業の後継判断は、「安定した自営業」が動機だろうと思います。
1960年台から2000年頃まで、安定した職業は大メーカーの現場に有ったのでは無いでしょうか。
その現場が、安定してるからこそ、ホワイトカラーも、技術者も安定した付加価値を生み出すことで生きてこられたと思います。飛躍的な開発をしなくても、認められたのだと思います。
 6次産業を生み出すほどの起業家がどれほど居るでしょう。ペルーにまで飛び込む勇気があれば、何だって出来るでしょう。
 友人に農業挑戦者が数人居ますが、変わり者で精神力があります。
 遊休農地は直ぐに誰かに買われてしまう様な、魅力、農業モデルの創造か、保護対策徹底か、AIにお願いするか・・・。良い案が記載できません。

数学の行列から解が得られそうに思い図示しましたが、AIに遙か及ばない気がしました。