ねるねるねるねの商品開発経緯

ねるねるねるね 発売から30年

「ねるねるねるね」開発上市されて30年になる。 1986年1月20日頃発売されたと記憶している。 ブランド継続と知育菓子育成 朝日新聞の昨年10月の記事によると、「ねるねるねるね」を30年継続させてきた現在の商品開発者の努力と智恵が伝わってく…

無から有となる「ねるねるねるね」の評価は?

5ー1.成功までのアイデア開発と工夫 ねるねるねるね商品化アイデア 【設計上の工夫<課題と解決アイデア>】 1.粉末+水 → 水飴 1)即席水飴が既存水飴より「面白い・楽しい」条件アイデア? 2)水飴なら透明でなくては? 3)今の子供が「紙芝居世代…

コップの中で作る飲料からお菓子へ脱皮できた偶然

4.商品発想に至るまで ねるねるねるね誕生経緯 1.我が子(子供)の好奇心、関心事の驚き 2.子供の遊び型分類と内容分析(娘の幼稚園庭) 3.子供菓子の楽しさ訴求調査分析(親、親子、子供単独) 開発目標と前提 ■素材としての『水飴』の楽しさ再現 ■…

プカポンからムクムクソーダ開発上市

3.商品ジャンルの変更発見 (カップしるこ 開発後) 1.果汁入り粉末飲料の開発強化 1)5%果汁入り(オレンジ、グレープフルーツ)(AGF後追い) 2)10%果汁入り上市(同メニュー)(独自) 3)冷牛乳易溶解性ミルクココア上市 2.プカポンの開発…

粉末飲料の新ジャンル発見

粉末飲料の需要性は、缶飲料に取って代わられ、 最早新ジャンル開拓しかない。 その時、明治製菓から「プクプク」が生まれた。 粉末素材の特性を生かし、コップの中の動きを子供が楽しめるのだ。 このコンセプトには大きな可能性を感じた。

「ねるねるねるね」実現の開発与件(リソース)

2.生産設備の活用 1.造粒化生産設備 2.カップ充填能力 3.袋充填機充填能力 ミッション ☆ラインが稼働すれば良い。 ☆自社チャネルに乗れば良い。 ☆“多少” の設備投資はOKだが、企画次第 開発与件 「生産設備」「流通チャネル」「開発力」「資金」「協…

「ねるねるねるね」開発時の市場環境

粉末飲料市場の急激な縮小 1.外的影響 1)トリガーはコカコーラ? 2)瓶・缶清涼飲料の勃興から急成長(ベンダー浸透も) 3)溶解する水道水の不信感(やや影響は小さい) 2.内的限界(残存メニュー) 1)AGFの果汁入り(瓶)粉末飲料の市場参入(米…

「ねるねるねるね」誕生の背景

商品が生まれる背景 1.粉末飲料市場の急激な縮小 2.生産設備の活用 「カップしるこ」は成功したものの → 秋冬季限定の稼働 3.商品ジャンルの変更発見 1)即席飲料からアミューズメント菓子へ(楽しさ・面白さ) のヒントを発見 2)子供市場の拡大(1…

野次馬体験を自分のものに

「ねるねるねるね」「すらすらキャンバス」「かちんかちん」「ムクムクソーダ」などの開発は、自らの好奇心もさることながら、その好奇心の評価は身近な人々の反応から得られる。 つまり我が子の反応だ。 散歩の途中、絵本を読んでやってる途中、子供の仲間…

山梨の桃ソース 開発準備

山梨は桃の生産量日本一だ。 桃の果樹園とソース開発に取り組む。 桃ソースは作りたては当然非常に美味しい。 美味しくて当たり前である。 しかし、桃のおいしさを引き出し、維持するのは容易ではない。 ソースとしての香り、風味、食感をイメージする。 イ…

発想原点様々 歯磨きガムを思う

商品開発の最初のステップは、「何を創るか」である。 この歯磨きガムは、板ガム包装機の稼働率向上が命題だった。 1993年12月16日(木)早朝、母の夜通しの見舞いを終え、 病院のある広島から大阪へ向かうことになった。 早朝、歯を磨く機会がなかった。 幸…

伝統野菜を生かせるメニューとは

姿を消した伝統野菜の復活は? 伝統野菜が段々市場から消えた背景を推定しました。 復活させる策は? トライすべきメニュー分野案は、4月に提案しました。 中目黒に「パティストリー ポタジエ」と言う野菜スイーツのお店があります。 平日の午前11時でも賑…